「じんけんサマーフェスティバル」でドラァグクイーンでタレントのナジャ・グランディーバさんとイルローザさんが登場。ジェンダーについて語りました。
南あわじ市で行われた「じんけんサマーフェスティバル」
8月14日、人権問題を考える「じんけんサマーフェスティバル」が、南あわじ市市三條の中央公民館で開催されました。毎年開催されたいましたが、2020年はコロナで中止、2021年はリモート開催だったため、対面では3年ぶりとなりました。
ドラァグクイーンでタレントのナジャ・グランディーバさんとイルローザさんが講演。前田良さんが司会を務め、ジェンダーについて軽快なトークを交えて語り合いました。前田さんは、性同一性障害のため戸籍を女性から男性に変更されています。
まずは知ろうとすることから
ナジャさんとイルローザさんは心身ともに男性で、恋愛対象も男性。
女装をするのは「きれいな格好で目立ちたかったから」という。ドラァグクイーンという言葉には、派手な衣装と化粧で性を表現する意味があるといい、ナジャさんは「言葉の意味を知ってもらえるだけでもうれしい。身近な人が性について告白してきたとき、冷静に受け止めるためにも情報を新しく仕入れ続けて」と話してくれました。
LGBTQなど性的少数者は人口の約8%いるとされているといい、およそ10人にひとりはいてもおかしくない割合。男女のあり方を決めつけず世の中にはいろんな人がいて多様性の中で生きていることを知ることから始まっていきますね。
会場では他にも、高齢者ひきこもり問題の啓発動画を上映したり、手話体験コーナーなども設け、参加者が広く人権問題について学べる場であったようです。
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