物的損害6000億ドル、避難民1237万人、そして死者負傷者合わせ5.8万人（内、死者4.6万人）。
これは、5月5日時点でのウクライナの推定される損失です。それもかなり低く見積もった数値です。たった数ヶ月でこれだけの人命被害が出ていますが、識者の間では数年に渡り続く可能性もあるとの意見も出ているようです。
多数の国家を巻き込む第二次世界大戦以来の重大な危機の中、多くの善意が生まれていました。
ウクライナへの支援。チャリティーコンサート開催
淡路市で、ウクライナを支援しようとチャリティーコンサートが開かれました。淡路市在住の大江浩志さんの提案で開催されたコンサートでは、ウクライナの曲が披露されました。
会場に設置された募金箱の中身は、日本赤十字社の人道危機救援金として寄付されるとのことです。
キーウ出身女性である花村カテリーナさんも参加
淡路市の大学教員として働くキーウ出身の花村カテリーナさんがステージに立ち、平和への願いを込めてスピーチを行いました。
「キーウには今も私の両親が残っている」
「一刻も早く平和が実現してほしい」
カテリーナさんのスピーチはテレビ放送され、多くの地域の人々に伝えられました。
