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淡路市、性別の記載欄廃止を進める。LGBTQに対応【淡路島話題】

淡路市では公文書の性別記載欄廃止を進めており、101件の削除可能な書類で性別表記を見直していく方針です。

LGBTQの精神的な負担を軽減

淡路市では、LGBTQの精神的な負担軽減を図るために、公文書に記載する性別欄の廃止を進めています。性別表記がある292件の市の文書のうち、101件削除可能なものがあると判断。

1日に開会した市会9月定例会では、その中のひとつである印鑑登録の原票と証明書の性別欄を削除するための条例改正案を提出しました。

性別にかかわらず能力が発揮できる社会へ

性別にかかわらず個人の能力を発揮できる社会を目指している淡路市では「第2次淡路市男女共同参画プラン」を2017年度に策定し、その中で公文書の性別表記を見直すとしていました。

各課から性別欄を削除できる公文書を募り性別欄がある公文書の洗い出しに着手したところ、性別表記がある292件のうち、市営住宅入居申請書など101件で必要ないという結果に。一部ですでに性別欄を削除し、来年度からは本格的に削除を進める予定となりました。

兵庫県内の約3割で、印鑑登録の原票と申請した住民に発行する証明書の性別欄は削除済みなのだとか。淡路市もそれあわせるかたちで、改正案を提出しました。可決されると、来年1月1日から削除が実現します。

これまで公文書の性別表記を見て違和感や不快感を抱くことがあった方も、日々の生活の中で少しでも心理的な負担が減っていくといいですね。

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