淡路島出身のあの俳優さんが、「洲本オリオン座」の企画に自ら公募!
思い入れのある映画を上映できる企画
淡路市出身の俳優・笹野高史さんが17、18日、同県洲本市本町4の映画館「洲本オリオン」で1作品映画館長を務めることになりました。
こちらは、17~19日開催のイベント「うみぞら映画祭」に合わせ、笹野さんが選んだ2作品を上映。当日は笹野さんが会場受け付けと上映前のあいさつも行うそうです。
1作品映画館長は企画の一つで、応募者が5万~30万円といわれる上映費用を負担する代わりに、同映画館で好きな作品を上映できるというもの。うみぞら映画祭実行委員会が7月中にSNSを通じて公募し、そこに笹野さんが応募しました。
上映される映画は…
笹野さんが選んだのは、特に思い入れがあるという時代劇「武士の一分(いちぶん)」(2006年製作)と、「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」(1985年製作)の2作品。
上映は
「武士の一分」は17日午後3時半~と18日午前10時~
「男はつらいよ」は18日午後1時~
「武士の一分」は、木村拓哉さん主演。毒味役を担い失明した下級武士とその妻の愛を描く。笹野さんは2人を支える中間(ちゅうげん)・徳平役を熱演し、2007年に日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞されました。
「男はつらいよ」は、笹野さんにとって憧れの渥美清さんとの初共演がかなった作品。山田洋次監督作品の常連といわれるようになったきっかけの作品なんだとか。
チケット購入には、事前に配布する整理券が必要です。
整理券は17、18日分ともに、17日午後1時半から洲本オリオン前で配布。
「子供の頃、母に手を引かれて通った映画館で上映できるご縁に感謝。どうぞごゆっくりお楽しみください」という笹野さんのメッセージが素敵ですね。
うみぞら映画祭とは
うみぞら映画祭とは、淡路島の海の上に巨大なスクリーンを浮かべ砂浜から映画を楽しむ全国的にも世界的にも珍しい映画祭。今年は9月17日~19日まで。
「多くの人に、海を見ながら、波音を聞きながら、のんびりとした時間を過ごしてほしい」
この想いで開催されています。この映画祭では、「淡路島が舞台となった映画」や「海が舞台となっている映画」を上映しており、映画を通して「淡路島の魅力」「海のある景色の素晴らしさ」を再認識できるイベントです。
きれいな海を背景に、映画がみれる特別な3日間になりそうですね!
公式HP
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